<オールインワン化粧品>時短で人気だけど、機能が劣る?
オールインワン化粧品というと、”万能”と思ってしまいますが、実は違います。
1つの化粧品で、すべての機能を満足させることができるということは、
機能別に考えたら、なにかを犠牲にしていると考えてもいいでしょう。
化粧品メーカーは、目的別に、最高の品質と機能を求め続けてきたことで、
化粧水、美容液、乳液、保湿クリームなどを別々に開発してきました。
当然ですね。
それぞれ目的が違いますから、1つにできるなんて考えませんよね。
開発者としても1つの機能だけを考えて研究すればいいので楽です。
オールインワン化粧品を、”器用貧乏”と称しているサイトもあるぐらいです。
それだけに、特にライン使いされてきたかたにとっては物足りない、と感じる方が多いのが事実です。
アットコスメの評価でも、個別の化粧品と比べて、オールインワンの評価が悪くなりがちな理由の一つに、この“器用貧乏”があげられます。
それならなぜオールインワン化粧品を開発するのか、ということになります。
オールインワン化粧品というと、”手軽” ”時短”などのワードが目立ちますが、
”時間が無い方でも手軽にケアできます”、だけのメリットではありません。
オールインワン化粧品には、実際の機能面でも、いいところがあるようです。
基礎化粧品は、お肌コンディションを整えるのが目的ですね。
この点に関しては、個別の化粧品と同じです。
しかし、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームなど、それぞれのアイテムは単機能を追求するあまり、成分や配合など強くなりがちです。
強い成分でお肌を守るということは、お肌にとっては過保護の状態!
使い続けるほど、肌はどんどん弱くなっていきますから、ますます強い成分のものを使わないといけなくなります。
オールインワン化粧品は、それぞれの機能別に考えると、多少弱めに作られていると考えていいでしょう。
そういう意味では、お肌をあまり過保護にしない適度な化粧品と考えることができます。
時短の便利さだけでなく、機能面でも見直してみてはいかがでしょう。
トリニティラインのジェルクリームプレミアは、大正製薬グループが開発したオールインワンジェルですが、とてもバランスがとれているようです。
口コミを見ると、おもしろいことに賛否両論!
特に、ライン使いしてきたかたの評価が厳しくなりがち。
でも、全体的には、使用感などを考えて良くつくられているオールインワンジェルのようです。
最近、オールインワンの人気が急速に高まってきているようです。
ちょっと見直してみてはいかがでしょう。
便利さに、手放せなくなりますよ。