ena-teromeaの日記

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ドクターズコスメだから”低刺激で肌にやさしい”は本当?

ドクターズコスメって、最近よく耳にしますけど、
どんな化粧品を指して呼ぶのか、気になって調べてみました。

どんな化粧品でも、その成分や配合については、
専門家がさまざまな検証をして、製品化しています。
当然、医学的な見地からのチェックもしているはずですね。
でなければ、万一、身体へのトラブルなどが発生した場合、
メーカーとして説明ができなくなってしまいます。

“なんとなく選んだ成分を適当量配合しました”
なんて、化粧品があるわけないですね。

自信をもって送り出せる商品だから、
莫大な広告費や宣伝費用をかけて市場へ送り出す価値があるわけです。
肌に直接影響を与える可能性がある化粧品ですから、
まったく医療や美容の専門家がかかわっていないコスメなんて無いはずです。

 

ドクターズコスメとは?


美容医療の現場から生まれたのがドクターズコスメです。
化粧品メーカーではなく、皮膚科や大学病院の医師などが開発したオリジナルコスメを、ドクターズコスメと呼んでいるようです。

肌の専門家でもある医師が、内容成分や効果をしっかり確認した信頼度の高い化粧品とのことですが、最終的に製品化するのは、化粧品メーカーですよね。化粧品メーカーからもさまざまなドクターズコスメが発売されていますが、市販用と医療現場で使われるものでは、配合成分、とくにその配合量が違うようです。

市販品では配合できない成分量を配合しているものについては、医療機関で処方してもらう以外にありませんが、当然、ドラッグストアなどでは購入することができません。

資生堂では、「医療機関限定コスメ」として、美白剤であるトラネキサム酸が市販コスメより多く配合されたものが販売されています。シミやくすみにケアしますが、成分の配合量が多い分、効果も大きいことになります。

 

ドクターズコスメは低刺激?


ドクターズコスメは、「低刺激で肌への負担が少ない」ことをうたっているものが多いですが、一般の化粧品より“低刺激で肌への負担が少ない”という根拠にはなりませんね。

どんなコスメでも、人によってはアレルギーや肌トラブルの原因になるリスクがあります。それは、ドクターズコスメでも同じです。

有効成分の量が多くなるのに、ドクターズコスメなら“肌への負担が少ない”なんて理屈にはならないように思いますが・・・。

医療機関で処方される薬には、有効成分の副作用を和らげるために別の成分が配合されることがあります。

たとえば、制汗剤として最も効果がある「塩化アルミニウム」は、医療機関では通常20%濃度のものを処方してくれますが、結構、肌には強い刺激があって“痒み”を伴うことが多い成分です。

そのため、塩化アルミニウムと併せて痒み止めとして、ステロイド系のクリームが処方されることもあります。

成分の配合量が多いということは、成分が肌に合わない方にとってはトラブルの可能性も大きくなるということです。

ドクターズコスメ、すなわち“低刺激で肌への負担が少ない”と、一部の医療機関ではそのホームページで説明していますが、少し違和感を覚えます。

市販用コスメには、やさしい成分で敏感肌や乾燥肌などでも使える良品がたくさんあります。

 

ドクターズコスメというだけで、妄信的に信頼しきってしまうのは要注意!