紫外線対策! 夏になってからでは遅すぎ!
まだ、満開の桜に話題が集中しています!
今週末には、散ってしまうかも、と言われてますから、
慌ててお花見という方も多いのではないでしょうか。
上野の桜は、静かに鑑賞というより、宴会の口実になっているようです。
平日は、さすがに日中の花見は少ないようで、もっぱら仕事を終わってからの夜の宴!
東京では満開といわれる桜も、枝のここかしこに葉が出始め、
早くも葉桜の様相を呈している木もあります。
緑の葉が目につくようになると、そろそろ紫外線対策が必要ですね。
本来、冬場も紫外線対策が必要ですが、
なかなか本気でケアする方は少ないようです。
日本では、皮膚に刺さるぐらいの日差しになって、
慌ててグッズやクリームを使いだす方が多いようです。
欧米の先進国では、ずいぶん以前から、政府主導で、紫外線に対する注意喚起がおこなわれてきましたが、日本では、ほとんど個人におまかせでした。
ようやく昨年(2017年12月20日)から、全国141地点の紫外線情報が、気象庁のホームページに公開されましたが、TVなどでは、まだ紫外線については”ノーケア”ですね。
天気予報も、”桜前線”と”PM2.5”どまり。”紫外線”までは、盛り込めないというところでしょうか。
PM2.5も本格化はこれからですから、体調ケアとスキンケア、早目の準備をしておいたほうがよさそうです。
気象庁の紫外線予報によれば、
明日(3月30日)の関東地方のUVインデックスは、
14段階(0~13+)のうち、”5”。
強さは中程度ですが、もう1ランクアップすると、6(強い)になります。
環境省では、「紫外線環境保健マニュアル」を作成して、
UVインデックスに応じた紫外線対策をとることを薦めています。
ちなみに、UVインデックス”5”では、
「日中は出来るだけ日陰を利用しよう。
出来るだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しよう」
とのアドバイス!
日本では、まだそれほど深刻に考えられていない紫外線ですが、
オーストラリアでは、政府主導で積極的に紫外線対策を薦めています。
「Slip, Slop, Slap, Wrap(スリップ・スロップ・スラップ・ラップ)」というスローガンを合言葉に、子供たちが屋外へ出る時の注意喚起をおこなっています。
このスローガンの意味は、以下のとおりです。
長そでのシャツを着よう! (Slip on a long sleeved shirt!)
日焼け止めを塗ろう! (Slop on some sunblock!)
帽子をかぶろう! (Slap on a hat that will shade your neck!)
サングラスをかけよう! (Wrap on some sunglasses!)
紫外線は、皮膚がんや白内障などの健康被害の原因になることが知られています。
小麦色の肌も健康そうで、元気な若者には似合うかもしれませんが、
いずれシミ、シワ、黒ずみなどの元になることを考えると、日焼けサロンを含めておススメはできません。
後悔する前に、早目のケアを心がけましょう。